介護・福祉事業所の広さはどれくらいあればいいですか?
Q.ご相談 事業所の広さはどれくらいあればいいですか? |
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A.特定社会保険労務士・行政書士岩本の回答 施設系サービス(通所介護、就労移行・継続支援等)は事業所の広さも要件がありますが、訪問系のサービスは特に面積の要件はありません。 |
どれくらいの広さの事務所を借りたらいいのだろう?
介護・福祉事業所を行う場合、こういう疑問が多いのではないでしょうか?
おそらく、事業所を賃貸する場合がほとんどだと思いますので、どれくらいの広さの物件を借りたらいいのか迷われるのではないかと思います。
もちろん、広いに越したことはないのですが、広ければそれだけ家賃も高くなりますので、「訪問系のサービス」の場合は、従業員の数や机や書庫などの備品の数等を勘案し、適当な広さの物件を借りて頂ければ問題ありません。
つまり、「○○㎡以上」という面積要件はないのです。
ただし、デイサービスや就労継続支援などの通所系サービスを行う場合は、使用用途に応じた面積要件がありますので、それをクリアしないと指定を受けることが出来ません。
借りる前にある程度の図面(レイアウト)を作成し、その上で各部屋の面積要件がクリアできるか、導線が適切かなどを踏まえて物件を選定するようにしてください。
いざ、物件を借りた後に狭すぎる、使いにくい等の問題が発生すると、事業所を移転しなければならず、変更の手続きや新たに指定の申請をしなければならない場合も出てきますので、事業所については十分ご検討の上、選定頂いた方がいいかなと思います。
余談ですが、物件を借りるタイミングが遅くなったり、思いのほか改修に時間がかかったりすると、事業開始が遅くなる場合がありますので、物件選定に時間をかけすぎると後々の手続きに支障が出てくる場合がありますので、ご注意ください。
通所系サービスの物件の選定や申請手続きが思うように進まず、お困りの方は、一度弊所にご相談ください。