この仕事に就いたきっかけ

Q.質問
なぜ、行政書士・社労士になったのですか?

行政書士・社会保険労務士 岩本浩昭

A.特定社会保険労務士・行政書士岩本の回答

ある「事故」をきっかけに、「自分を守るのは自分、そして知識、法律だ!」と痛感したからです。

私岩本が行政書士になった理由(わけ)・・・。

それは、「自分を守るには知識が必要だ!」ということを痛感したからに他なりません。

ある事故がきっかけで・・・。

忘れもしないサラリーマン2年目の秋、仕事が終わって自宅に戻ると、田舎の母から1本の留守番電話が入っていました。

「珍しいな」と思いながら何の気なしにその留守番電話を聞いた私は愕然としました。

事故

なんと、父が交通事故(当て逃げ)の被害に遭ったというのです。

母によると、原付に乗っていた父は血まみれになって、そのまま家に帰ってきたというのです。

父を見た母は驚いて、「どうしたのか?」「どこで怪我をしたのか?」と聞いたそうですが、父は母に指摘されるまで、自分が事故にあったことに気づいていなかったらしいのです。

ウソみたいな話ですが本当の話です。

後から考えると、事故のショックというかぶつかったときのショックでそのときの意識がなくなっていたのだろうと思うのですが、さすがにそのことを聞いたときには慌てました。

目に見えている怪我以上に事故の影響があるのではないか、と・・・。

相当のショックがないと意識がなくなることなんてないでしょうし、とにかくどういう状況なのかが想像つかず、しばらく不安で仕方ありませんでした。

事故のショックもさることながら、元気でいることが当たり前だと思っていた自分の親が事故にあったということ自体本当に衝撃でした。

怒る

しかし、まだ追い討ちをかける事実が私を待ち受けていました。

そう、その加害者が見つからなかった(わからなかった)のです。

手術の日(偶然にも私の誕生日でした!)、仕事を休んで実家に戻り、手術に立ち会った時の父の姿は非常に痛々しいものでした。

自分の運転する車が父に当たるという大きな衝撃で、ぶつかったことに気づいたであろうにもかかわらず、また、被害者である父が大変な思いをしているにもかかわらず、加害者が何事もなかったかのようにその場から逃げ去り、通常の生活を送っているのかと思うと、やり場のない怒りが込み上げてきました。

と同時に、とても歯がゆさを感じました。

こんな時、自分は何もできないのだろうか?と。

自分を守るのは自分、そして知識

法律家

そんな父の事故をきっかけに、トラブルから自分を守るには、自分の権利をきちんと主張するには、法律の知識が必要だ!と思うようになったのです。

何も知らない、何をしたらいいかわからないまま、正当な権利を主張できず、泣き寝入りしなければならないというのは、どう考えてもおかしいと思ったのです。

自分自身を守ることができるのは、「自分自身」であり、「知識」である!と。

私のケースのように、素人だけでは事故の手がかりをつかむことがいかに難しく、また何から手をつけていいのかもわからず、トラブル解決をアドバイス・支援してくれる専門家のサポートが必要だと痛感したのです。

(そもそも、両親は田舎の人間ですので、泣き寝入りせず訴えよう!という気持ちはなかったようです)

戦う

そんなわけで、自分を守るためには戦う術(すべ)を知り、後で後悔しないように、正当な権利を主張すべく毅然と立ち向かっていかなければならない!と思ったわけです。

そこで、身近な法律を専門とする行政書士になろうと決め、今に至ります。

自分はもちろん、知らないことで損をする方をこれ以上増やしたくないという思いから、日常の身近な問題を解決する「街の法律家」である行政書士としてお客様のお役に立ちたいと考えております。

ですので、依頼された仕事に取り組む際は、まずトラブルが発生しないよう注意することはもちろん、トラブルが実際起こってしまっているのなら、そのトラブルをできるだけ最小限に食い止められるよう精一杯お客様のサポートをさせて頂くことが私の行政書士・社会保険労務士としての使命と考えています。

人生、何が起こるかわかりません。

もしものときにお役に立てる行政書士・社会保険労務士を目指し、これからも頑張りたいと思います。

*ちなみに、その後父は元気になり、今は通常の生活を送っています。

岩本行政書士・社労士総合オフィス
代表 特定社会保険労務士・行政書士

岩本浩昭

追伸

幸い、さまざまなお客様より仕事をご依頼頂くことができ、とても充実した仕事をさせて頂いております。

これも、本当にいいお客様に恵まれて仕事をさせて頂いているからだと感謝しております。

たくさん支えてくださる方々がいるという恵まれた環境に自分がいるということに喜びを感じ、これからも初心を忘れることなく誠実に業務に取り組んでいきたいと思います。

最後までお読み頂きましてありがとうございました。

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