職員はいつまでに雇用すればいいですか？

一般的には、採用時に一定の研修を行い、その上で利用者にサービスを提供するのが望ましいと考えます。

もちろん、他の事業所等での経験があり、研修等を行わずに働き始めるということもあるかと思います。

実際のところは、サービスの提供に支障がないよう、それぞれの事業所で採用時期を決めて頂いても差し支えありません。

ただ、指定申請の提出書類の中には「勤務形態一覧表」（いわゆるシフト表）がありますので、誰がいつ、何時間入るかということは、申請前に決めておかなければなりません。

有資格者の配置が求められている場合は、その資格証のコピーも預っておき、申請時に提出しなければなりませんし、実務経験が求められる場合は実務経験証明書も申請時に提出する必要がありますので、雇用契約の締結まで至らなくても、雇用することは確定させておく必要があります。

後は、実際にいつから仕事に従事するかを決めて頂ければ大丈夫です。

なお、管轄の役所によっては、指定申請時に雇用契約書の提出を求められたり、現地確認の際に雇用契約書の確認や役所担当者による管理者や有資格者の面接がある場合がありますので、それまでにはきちんと雇用し、契約書を準備しておく必要があります。