介護タクシーの許可申請手続きの流れは?
Q.質問 介護タクシーの許可申請手続きの流れを教えてください。 |
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A.行政書士・社会保険労務士岩本の回答 営業所、車両等の候補を決め、それらが許可要件を満たすかどうか確認してから許可申請書等を作成し、管轄の運輸局に申請することになります。 |
介護タクシーの許可をとるためには、その種類ごとに定められた許可要件を満たした上で、許可申請書を提出しなければなりません。
このページでは、どのような流れで介護タクシーの許可申請手続きを行うか、一般乗用旅客自動車運送を例にして説明していきたいと思います。
*一般乗用旅客自動車運送と特定旅客自動車運送では、許可要件が若干異なりますのでご注意ください。
介護タクシー(一般)の許可申請手続きの流れは?
介護タクシーの許可申請は、一般的には下記のような流れで手続きを進めていきます。
■一般乗用旅客自動車運送事業の場合
- 許可要件の確認
営業所等許可の要件を満たすかどうか確認 - 必要書類等の準備
- 許可申請書類等の作成
- 申請(運輸支局)
- 法令試験受験(役員様)
- 試験合格
- 残高証明書提出(指定日)
- 書類審査
- 車両等の準備(メーター設置など)
- 許可の通知
- 登録免許税を納付し、事業開始の準備
- 介護給付費算定届の提出(府県や市等)
- 事業開始
- 運輸開始届提出(運輸支局)
一般的には、上記のような流れで許可申請手続きを進めていくことになります。
許可が下りるまで、審査にかかる期間も含めると6ヶ月程度かかると思って頂いた方がいいかと思います。
しかも、法令試験を合格しなければ審査されませんので、試験の合格が遅くなるとその分余計に時間がかかります。
(法令試験は一般乗用旅客自動車運送の場合のみです)
そのため、事業を開始したい時期から逆算して計画的に介護タクシー事業の立ち上げ準備を始めなければなりません。
事業開始の準備に時間がかかると希望する日から介護タクシー事業が開始できない場合もありますので、希望する日から事業を開始したいという方は弊所までご相談ください。