事故防止・事故発生対応マニュアルとは?
Q.質問 事故防止等マニュアルにはどんなことを書いておけばいいでしょうか? |
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A.特定社会保険労務士・行政書士岩本の回答 利用者に何か事故が発生した場合の職員の対応や、その再発防止策等をまとめ、マニュアルとしてまとめておきましょう。 |
事故防止・事故発生対応マニュアルとは、事業所での事故発生時の対応、再発防止策等について定めたマニュアルです。
サービス提供中等に利用者に事故が発生した場合、職員はすばやく最適な対応をしなければなりません。
もし、職員の対応が最適でなかったり遅れた場合、利用者の健康等に影響を及ぼす可能性があります。
そうならないために、事業所には事故防止・事故発生対応マニュアルを備えておくようにしてください。
事故を防止するためには、職員1人1人の心構えや他の職員とのチームワークが重要です。
それらのことを改めて認識してもらうためにも、職員への研修も必要になってきます。
そのあたりを盛り込んだマニュアル作成に取り組んでみてください。
具体的には、以下のような内容をまとめておくといいかなと思います。
事故防止・事故発生対応マニュアルに記載すべき事項は?
事故防止・事故発生対応マニュアルに記載すべき事項として挙げられるのは、以下の事項です。
■マニュアルに記載すべき事項
- 心構え・職員研修
- ヒヤリ・ハットの周知
- 事故発生時の対応・連絡先
- 家族等への説明
- 事故報告書の作成
- 再発防止対策
- その他事業所が必要と認める事項
事故まではいかなくても、事故に発展しそうな状況があった場合には「ヒヤリ・ハット」による職員への周知等も行えるような体制を整えておく必要があります。
事故防止・事故発生対応マニュアルは、利用者の事故を防止するための有効な手引きとして役立ちますので、出来るだけ早めに作成しておいてください。
事故防止・事故発生対応マニュアルの作成でお困りの法人様は、一度弊所にご相談ください。